寒さも徐々に和らいできた3月、4月のプログラムをご紹介します。
園芸プログラムは冬越しをさせた野菜の収穫を中心に、春咲きの花の手入れ、春撒きの種まきを行います。
園芸家12か月の中で最も忙しい季節といわれる春ですが、みのりのご利用者様は毎日熱心に取り組んでくださり、大豊作で新年度を迎えられました。
収穫した野菜は昼食やおやつ以外にも利用します。
その一例として、収穫したラディッシュをモデルに絵手紙を描いていただきました。
午後のレクリエーションプログラムではボランティアさんにマジックをご披露いただきました。
なんだか懐かしい趣を感じさせてくださいました。楽しいひと時のお礼にみのりで摘んだ花束お贈りしました。
外出プログラムでは梅が丘通りの円乗院さんや駒沢の小泉公園まで。
円乗院さんでは大戦中の空襲被害にあった古木が保全されており、ご利用者様たちはご自分の思い出と重ねながら若き日のことを職員にお話しして下さいます。古木に労いの言葉をかけられるご利用者様もおられました。
別日には小泉公園へナンジャモンジャを見物に。
ヒトツバタゴというのが正式名称(?)のよう。ナンジャモンジャとその名の風変りさの通り、綿毛のような花が風に揺られるさまは、ふわふわな毛玉の生き物が転がっているような奇妙な光景で一見の価値あり。
ご利用者様も「面白い木だな」と時間いっぱい、いつまでも観察されていました。